highmetalの日記ーマニアックな独り言

昭和男の日々思うどうでもいいマニアックな内容。Twitter @yuimetal_com

Babymetal、3rdアルバム「METAL GALAXY」について 2 変わったレビュー

2回目です。

前回は一切内容について触れませんでした。

今回は全曲レビューです。もういろいろな方がされているので細かいことは省きます。

でも、普通にレビューしてもおもしろくないので、アルバム発売前から考えていたやり方を試みたいと思います。

3パターンレビュー(最終的には4パターンになる)です。

パターン① ほんとのファーストインプレッション。何のインプットもなしに、最初に聴いた感想です。歌詞までは細かく追えないので、メインはリズム、メロディーライン、単純に音をどう感じたか。

パターン② 2回目。今度は歌詞カードを読みながら聴く。タイトルや曲調と歌詞の意味するところをどう思ったか。

パターン③ 周りの評判、雑誌の批評、製作者の意図を知った上で、もう一度確認しながら聴いて、最初のイメージとどう変わったのか。

この3点で、レビューしたいと思います。

雑誌等はすでに前から購入していましたが、アルバムのレビューや製作者やSumetalやMoametalがアルバムの曲について語るときは読み飛ばしております。(だからヘドバンはほとんど読んでいなかった)

尚、パターン④は実際のLiveでそのダンスを加えたパフォーマンスでどう印象が変わるかで、これは次のLiveを見てからでないとわかりません。

 

すでに、全て終了していますが、パターン①からノートにまとめていたものを書き写します。(こういうところはマメ。普段はずぼらなのですが・・・)

好きか嫌いか、インプレッション+αくらいにします。

 

では、パターン①

 

DISC1

 1. FUTURE METAL:特になし、次章をはじめるイメージか。 嫌

2.DA DA DANCE :いいね!!の延長線。+ROR風。
         1stと2ndの総まとめみたいな感じ。王道。 好

3. Elevator Girl:特になし。知っていたので。好

4. Shanti Shanti Shanti:Liveで聴いたときはインド風くらいしか思わなかったが、結構いい。やっぱり「リボルバー」のジョージ・ハリスンを思いだす。どこか歌謡曲っぽい 好

 5. Oh! MAJINAI :どこかできいたことがあるような既視感(既聴感?)。なぜかYuimetalのダンスが頭をよぎる。 好
 6. Brand New Day :SPEEDが歌ったら良さそうな曲調。声を機械でいじりすぎと思う。 嫌
 7. ↑↓←→BBAB:いわゆるテクノ。ちょっと単調か。嫌
 8. Night Night Burn!:これもBabymetal正常進化版。王道Ⅱというところか。好
 
DISC2

  1. IN THE NAME OF:これがOpeningでもよかったか。次のツアーではLiveスタート頭にくるような感じ。第2のBabymetal Deathか。 嫌

 2. Distortion :Liveではそんな好きではなかったが、なぜかアルバムで聴くといい。曲調と曲名がフィットしている感。 好
 3. PA PA YA!! :祭りソング。盛り上げるための盛り上げソング。狙って作ったという感じ。好、一歩間違えると嫌
 4. BxMxC:ゲームMusic。昔懐かしYMOが思い浮かぶ。これはLiveでできるのか? 嫌
 5. Kagerou:かっこいいような悪いような、一番判断に迷う曲。 ?
 6. Starlight:曲調とタイトルが一番合致。少しコーネリアスっぽい。好
 7. Shine:これもコーネリアスっぽい。RORやThe Oneの調子を練りこんでいる。見え見えだが、やっぱりいい。好
 8. Arkadia:Shine以上にみえみえだが、ど真ん中王道。ギターの鳴きがいい。紅月の究極進化という感じ。 好
 
明らかに後半が盛り上がるように構成されています。Disc2の5から8の感じは、またビートルズに例えて恐縮ですが、ホワイトアルバムというよりアビーロードに近い。
 
以上が1stインプレッション。
ほんとに1回だけしか聴いていないときの感想です。戻って聴きなおしたりしていません。ですので、大きな誤りがあるかもしれませんが、お赦しください。
 
好きか嫌いか、とにかく両極で考えました。
ただ、聴きこんでいくうちにこれは変わっていくので、参考にはなりません。
 
全体としては、新しい曲調の作品は入っていますが、統一感があるように思います。
前作、前々作にはBlack Babymetalという超路線の違う変化球をもっていたので、インパクトとしてこれを凌駕できるものはありませんでした。これはしょうがない。
 
さて、歌詞のイメージと製作者側の意図を知った上でどう変わるか・・・。
 
次の4thアルバムの話をするのは、あまりに時期尚早ですが、かなり苦労すると思います。さらに新しいものを模索すると思うので。
今回はイコライジング等いろいろ音をいじったり、声の出し方なども試行錯誤がみられて冒険しているな、ということがよくわかります。
次は、シンプルにアコースティックに近い感じになるかな。よりSumetalのボーカルに磨きをかけて。