highmetalの日記ーマニアックな独り言

昭和男の日々思うどうでもいいマニアックな内容。Twitter @yuimetal_com

Babymetal、3rdアルバム「METAL GALAXY」について 3 変わったレビュー

シリーズ3回目

パターン② 歌詞カードを見ながら、アルバムを聴いての感想。

曲のイメージと歌詞のイメージ、タイトルからのイメージについて。

 

DISC1

 1. FUTURE METAL:歌詞はほとんどない。昔からよくあるYMO、ELOのパターン。特にELO「Time」にそっくり。

2.DA DA DANCE :DancingQueenとある。2人の決意とMOAMETALの覚醒への誘いか。もう迷わない・・・。これに象徴されている。

3. Elevator Girl:いいときもわるいときもある。いつも命がけ。これも2人の決意の歌か。Going up Going down・・・がなぜか「とびます、とびます」と前から聞こえてしまいます。コント55号か、坂上二郎か!(古すぎる、わたしでさえタイムリーに知らない)

4. Shanti Shanti Shanti:歌詞も結構壮大。諸行無常の・・・のような。インド民謡を母体なので、仏教的な感じも含む。サンスクリット語も含まれる。歌詞をみてさらに好きになる。(一番最初は嫌いだったのだが・・・・)

 5. Oh! MAJINAI :なにがでてくるのか。意味深なのかなんなのか。ライララライ・・・、そうかコサックダンスか。
 6. Brand New Day :歌詞の感じもSPEEDみたいだった。いわゆる人生応援歌的な感じかな、普通であれば好きでも嫌いでもないが、Babymetalだから、あえて嫌い
 7. ↑↓←→BBAB:コンピュータゲームをなぞらえての、いろいろな経験値を得て、自分の道を突き進んでいこうという意味かな。ずいずいずっころばしの意味はむずかしい。ただの言葉あそびかな。
 8. Night Night Burn!:Night Night Burnが最初、いないいないばーに聞こえた。すっとんきょーというのも入っているし。BPM、医学用語いれてくるか、と思ったが、音楽でいうテンポという意味もあるとのこと。意味的にはどっちでもあてはまる。
 
DISC2

  1. IN THE NAME OF:なんか歌っているが、わからない。荘厳な雰囲気とメタルということ全面に出したかったのだろう。THE FOX GODのために。個人的にはどうでもいい。やはり、LIVEのオープニングにふさわしいか。

 2. Distortion :歌詞はカタカナだったのか。カタカナが.、「Distortion 」の感じが出ていると改めて思った。カタカナを歌うのとひらがたを歌う歌い方をSumetalは意識したのだろうか。
 3. PA PA YA!! :最強で最高、才能か。よくBabymetalのファンが使う言葉。この歌の歌詞はわかりやすいが、なぜPAPAYAかは私は知りません。
 4. BxMxC:再びゲームソング。どこまでが、Sumetalの技か、機械の介入なのかわからない(わかる必要もないが)。間のMOAMETALの合いの手がいい。言葉の連発度はドキドキモーニングに匹敵。 
5.Kagerou:これはタイトルが「陽炎」という漢字の方がかっこよかった。でも、これだけ漢字というわけにはいかなかったか。でもいっそすべて日本語も面白かったか、海外の人にとったら意味不明でよりミステリアスな感じがしたのではないか。
 6. Starlight:当たり障りのない(よくもわるくも)歌詞。歌詞もコーネリアス的。
 7. Shine:Babymetal的王道歌詞。過去・現在・未来、続く道、君のもとへ、の「君」は誰?
 8. Arkadia:Yuimetalのことを歌っているのか?もしそうだったのなら、私の一押しどころではない。
1,2,3回のアルバムの集大成として秀逸。LIVEの最後を飾ってもいいだろう。
 
 さて、歌詞を読みながら2回目の試聴。
全体的に特に新しいものはありません。今までにあった音楽をモチーフにしたアレンジ、歌詞です。では、退屈かというともちろん違います。
常に多くの新しいアイデアというのは既存のもの組み合わせから生まれるのです。
 
言葉の羅列、単語の配置、昔からある日本語もからめ「言葉あそび」的なところは意外とBabymetalには合います。
 
改めてくせがなく、聴きやすいアルバムでした。
 
歌詞からも全体としての大きくテーマが感じられます。
ひとことでいうと「決意」でしょうか。
 
そういえば、10月11日未明、DistortionやShineの作者TAKEMETALこと要田健さんのTwitterに感想を送信したら、返事がかえってきました。
本人もDistortionは会心の一打だったようです。要田さんありがとうございました。
Twitterっていいですね。
直接、作者とコミュニケーションとれるのですから。